廃車の手続きと必要書類について

廃車の手続きと必要書類について

車を廃車にする場合には揃えなければならない書類がいろいろあります。その中でも注意しなければならない書類や、本人ではなくて代理人が手続きをしなければならない場合に必要な種類などもあります。そのような点に注意して、不備のないように廃車手続きを行いましょう。また、廃車の手続きをする際には所有者がディーラーやローン会社の場合は廃車手続きをすることができないので、それを移してもらうために必要な種類が出てきます。早めに手続きをしないと、自動車税の還付金が少なくなってしまうので、早めにそろえるようにしましょう。車検が切れている場合も公道を走れなくなり、レッカー代などの費用がかかります。車検が切れる前に手続きをするようにしましょう。さらに、自賠責保険の返戻金などは自分で手続きを行わす必要があるものもあります。廃車手続きと別の手続きやそろえなければならない必要書類もあるので、きちんと確認するようにしましょう。

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車検証の住所と現在の住所が異なる場合

他県ナンバーの自動車である、つまり車検証に記載されている住所と現住所が異なる場合にはそれを証明する書類が必要になります。引っ越しなどいで1回だけ住所が変更になった場合は住民票、2回以上住所が変わった場合は戸籍の附表が必要となります。2回以上住所が変更になってもその都度住所変更をしていれば、住民票だけが必要になります。また、結婚して登録時と苗字が変わっている場合は、戸籍抄本や戸籍謄本が必要になります。

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所有者が自分でできない場合の廃車手続きに必要な書類

所有者が海外にいる場合の廃車手続きにはどのような必要書類があるでしょうか？

• 車検証、住民票の除票
• サイン証明書
  （廃車には所有者の印鑑証明書が必要となります。所有者が海外にいて印鑑証明書が用意できない場合は、代わりにサイン証明を日本領事館で発行してもらえます。）
• 委任状（サイン証明を発行してもらう際に委任状に記入したもの）
• 譲渡証明書（サイン証明を発行してもらう際に記入したもの）
• 前後2枚のナンバープレート

また、所有者が死亡している場合には、通常の必要書類のほかに次の書類が必要となります。

• 亡くなった所有者の依頼者の親族関係を証明する戸籍謄本
• 所有者が亡くなったことを証明するための除籍謄本
• 廃車手続きをする親族の方の印鑑証明1通
• 遺産分割協議書

遺産分割協議書には相続権のある人全員の印鑑証明と実印が必要となり、そろえるのに時間がかかるので注意しましょう。