賢い人は知っている！廃車で戻るお金とは？

廃車で戻るお金とは？

車を廃車にすると戻ってくるお金があります。それは自動車税の還付金、自賠責保険の返戻金、自動車重量税の還付金です。4月1日にかかる自動車税。自動車税を納付している人は、その年度内に廃車手続きをすると、月割りで税金の還付を受けられるのです。廃車手続きをした翌月から翌年3月までの還付金が戻ってきます。ただし、3月に車を廃車した場合、還付金は戻ってきません。また軽自動車は廃車しても自動車の還付金はありません。廃車手続きの終了後約2ヵ月程度で還付のお知らせという通知が車検証の所有者の住所に送られてきます。

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自賠責保険の返戻金

廃車をする際に自賠責保険の有効期限が1ヵ月以上残っている場合は、自賠責保険の残存期間に応じて返戻金が戻ってきます。返戻金の額は保険規約に基づいた計算で決まります。手続き方法は、必要書類をそろえて、加入している保険会社の窓口、または郵送で手続きを行います。必要書類は、自動車損害賠償責任保険証明書、抹消登録証明書、抹消登録証明書に記載されている所有者の認印、口座番号などの銀行情報です。これらをそろえて手続きをすると、計算に基づいた金額の返戻金が戻ってきます。また、抹消した日ではなく、保険会社で解約手続きをした日から1ヵ月以上有効期間が残っている場合ですから注意しましょう。

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自動車重量税の還付金

廃車にした場合、手続きを行うことで自動車重量税の過払い金が戻ってきます。重量税というのは、車検時に課せられる税金のことですね。どれくらいの還付金が戻ってくるかというと、納付した自動車重量税×車検残存期間÷車検有効期間で計算された金額です。車検の残りが1ヵ月以内の場合は、自動車リサイクル法に基づく適切な廃棄処分をしていない場合は、還付金は戻ってきません。車検の残り期間というのは、車を解体業者に持って行った日と抹消登録をした日のどちらか遅い日の翌日から、車検終了時までの期間です。還付金を受けられるまでには3ヵ月程度かかります。また、解体業者から解体したという連絡を受けた日から、15日以内に手続きを行う必要があります。自動車重量税は軽自動車でも還付金を受けることができます。