自家用車の廃車手続き｜注意すべきポイントとは

自家用車の廃車手続きにおいて注意すべきポイント

自家用車の廃車手続きにおいて、まず注意すべきポイントは、車の所有権は誰にあるのか、ということを確認することです。よくある例としては、車をローンなどで購入した場合、所有権が販売店やローン会社のままになっていることがあります。車の所有者が自分以外にある場合、たて自家用車でもそのまま廃車手続きを行うことができないので、所有者に連絡をして所有権を移してもらう必要があります。車の所有者が誰なのかは、車検証の所有者欄を確認すれば分かりますので、もし、所有者が自分以外であれば、所有権に連絡をして移動手続きを行いましょう。

▲ ページのトップへ

ローンが残っている場合の廃車について

自家用車のローンが残っている場合は、廃車手続きはできないので注意しましょう。ローンが残っている場合は、車の所有者がローン会社または車の販売店だからです。ローンが残っていると、所有権を移動はしてくれませんね。ローンが残っていても廃車手続きをしたい場合は、一括でローンを返済するか、ローン会社に相談してみることです。どうしても自家用車を廃車する必要がある場合など、廃車にした後もローンを支払うということを約束すれば所有権の移動をしてくれる可能性はあります。

▲ ページのトップへ

業者に自家用車の廃車を依頼する場合に注意すべきポイント

業者に自家用車の廃車を依頼する場合に注意したいのは、きちんとした解体業者で解体してくれたかどうかを確認することです。廃車に関する解体は、都道府県知事または保健所設置市の登録を受けた引き取り業者のみが行えるものです。もし、登録を受けていない取り引き業者に依頼してしまうと、抹消登録や解体届出に必要な書類が発行されず、毎年自動車税の請求がきてしまいます。もちろん、自動車税の還付金も受けられません。指定の取り引き業者で解体されるかの確認をするようにしましょう。また、自分では廃車にするしかないと思っても、実は意外と買い取りしてもらえる可能性があります。事故車などでも買い取りをしてくれる場合もあります。買い取りの金額は業者によってバラバラなので、一つの業者に絞らず、複数の業者に査定を依頼し比較検討するのがおススメです。